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ILLGAMES『ハニカム』レビュー|キャラクリ特化の3Dエロゲとして今でも買う価値はある?

ハニカムの画像

ILLGAMESのデビュー作として2023年9月1日に発売された『ハニカム』。旧ILLUSIONの系譜を感じさせるアニメ調3Dグラフィックと、「キャラクリに全振り」といえる設計で、発売当時はコイカツ後継として大きな注目を集めました。

ただし、同じILLGAMESから後にサマバケ!すくらんぶる・アイコミと続編が登場した今、「今さらハニカムを買う意味があるか」という疑問を持つ方も多いはずです。この記事では、ハニカムの素直な評価と、現時点での立ち位置を正直にまとめました。

結論
総合評価 4.1 / 5.0
ハニカムはキャラクリと手軽さ重視なら今でも買う価値あり

高品質なアニメ調キャラを作り、複雑な育成なしですぐ楽しみたい人には、今でも分かりやすく刺さる作品です。 一方で、ストーリー性や本体だけのボリュームは控えめなので、まず体験版でグラフィックとの相性を確認しましょう。

キャラクリ特化 体験版あり ボリューム注意
向いている人

自分好みのキャラを作り、長い恋愛パートや複雑なゲーム性なしで手軽に遊びたい人。

注意点

ストーリーはほぼなく、本体のみでは短め。スタジオ機能も欲しいならドルチェ同梱版を比較しましょう。

目次

『ハニカム』はどんな3Dエロゲ?

基本情報

タイトルハニカム
メーカーILLGAMES
発売日2023年9月1日
価格8,800円(税込)
コンプリートセット本編+ドルチェ同梱版あり
ジャンル3DキャラクリエイトHプレイシステム
販売形式ダウンロード販売のみ
Steam版あり(機能制限あり)
対応OSWindows 10 / 11(64bit)
追加コンテンツハニカム ドルチェ+DIGITAL CRAFT(4,840円)
体験版キャラクリエイト体験版あり(公式サイトで配信中)

ハニカムとはどんなゲームか、一言で言うなら「自分でデザインしたキャラクターと不思議な館でHを楽しむことに特化した3Dエロゲ」です。 コイカツのような「ヒロインを口説いて恋愛する」ゲームではなく、キャラクリで作ったキャラとのHシーンをダイレクトに楽しむことが主眼に置かれています。ゲームジャンルが「3DキャラクリエイトHプレイシステム」となっているとおり、キャラクリ+Hが二本柱です。

舞台は「不思議な館」。ストーリーらしいストーリーはほぼなく、館の中でキャラクターと会話・触れ合い・Hシーンを楽しむという流れがメインです。「恋愛シミュレーション」ではなく「好きなキャラを作ってすぐHを楽しめる」設計なので、そこを理解してから購入を判断してください。

ゲーム性

ハニカムのプレイ画像

ゲームとしての仕組みはシンプルです。館の中でキャラクターに話しかけてコミュニケーションを取り、好感度が上がるとHシーンに移行できます。Hシーンはコマンド選択式で、体位・行為をメニューから選ぶフリーHがメインです。クラブ経営(COM3D2)やコミュニティ観察(サマバケ)のような複雑なシミュレーション要素はありません。

「ゲーム性を求めてはいけない」という評価がコミュニティで定番になっているとおり、クリア目標や育成システムは薄いです。ただしそれは欠点というより設計の方向性で、「深いゲームより、作ったキャラとのHをすぐ楽しみたい」ユーザーには向いています。

Hシーン・自由度

フリーHはコマンドから体位・プレイ内容を選択する形式です。キャラの反応・セリフは性格によって異なり、同じ体位でもキャラの性格ごとに雰囲気が変わります。Hシーン中の表情変化が豊かで、「キャラが生きている」感覚は高いです。

一方で、「Hシーンの種類・体位の数は物足りない」という声は発売当初から上がっていました。DLC「ドルチェ」を導入すると新モーションが追加されますが、本体だけだとバリエーションに限界を感じる場面はあります。

キャラクリ・グラフィック

ハニカムのプレイ画像

ハニカム最大の強みです。顔・体型・衣装の細かさはもちろん、太ももへの食い込みや肌の質感まで細かく調整できます。発売時点でのグラフィッククオリティはコイカツを明らかに上回っており、デフォルトのプリセットキャラでも十分かわいいと感じるレベルです。

注目すべきはキャラクリエイト体験版が公式サイトで配信されている点です。購入前にキャラクリだけ試せるため、「グラフィックが自分に合うかどうか」を事前に確認できます。購入を迷っているなら、まず体験版から試すのが賢明です。

ただし、衣装・アクセサリーの種類はコイカツと比べると少ないです。後のサマバケ・アイコミと比べても選択肢の幅は狭く、「キャラクリのパーツ数を重視する」ユーザーには物足りなさが残ります。

今から購入するなら、性格の多様性がコミュニティの面白さに直結するため、本編+性格追加パックのセット版をまとめて購入するのがおすすめです。

良かった点

キャラクリの自由度

太ももへの食い込み・肌のテクスチャ・表情のパターンなど、細部の表現力はILLGAMESデビュー作にしては高水準です。キャラクリエイト体験版で事前に確認できるのも親切な設計で、「購入してからイメージと違った」という失敗を防げます。体験版で作ったキャラデータはそのまま製品版に引き継げるため、体験版の時間が無駄になりません。

3D表現・モーション

ハニカムのプレイ画像

表情のバリエーションが豊かで、Hシーン中の顔の変化が自然です。不思議な館というロケーションは限定的ですが、照明の使い方やキャラクターの肌の質感など、ビジュアルの完成度は発売当時のILLGAMES系タイトルのなかでトップでした。アニメ調でありながらリアルな質感のバランスが取れており、スクリーンショットの映えは高いです。

抜きゲーとしての満足度

「キャラを作ってすぐHを楽しめる」という設計はシンプルに正直です。恋愛ゲーム的な前置きが長いコイカツと違い、好きなキャラを作ったらすぐにHシーンに入れるダイレクトな体験は、純粋な抜きゲー目的のユーザーには向いています。フリーHのコマンド操作もわかりやすく、初見でも迷いません。

長く遊べる要素

キャラカードの配布・受け取り文化がすでに形成されており、公式アップローダーや各種SNSで他ユーザーのキャラを入手して使えます。キャラクリにこだわるタイプのユーザーは、自分のキャラを磨き続けるだけでも時間をかけられます。DLC「ドルチェ」を追加すると性格2種・新衣装・デジタルクラフト(スタジオモード)が加わり、スクリーンショット撮影の楽しみ方も広がります。

気になった点

PCスペック要求

公式推奨スペックはGTX 1060相当ですが、推奨環境でも状況によって30fps以下になる可能性があると複数のユーザーから報告されています。見た目のアニメ調グラフィックに反して処理負荷は高めで、「GPUが必須」と公式も注意書きしているほどです。快適に遊ぶには推奨スペックより1〜2段上のGPUを用意するのが現実的です。

UI・操作性

フリーHのUI自体はシンプルでわかりやすいですが、館の中での移動・コマンド選択の繰り返しは単調に感じやすいです。チュートリアルはありますが短く、細かい機能の把握には多少の試行錯誤が必要です。

ストーリー性

ストーリーはほぼありません。館を舞台にキャラと会話してHをする、というサイクルがすべてです。「このキャラとどんな物語があるのか」を楽しみたいユーザーには完全に向いていません。キャラへの愛着はキャラクリの作り込みによって生まれる設計なので、ストーリーに期待するとがっかりします。

価格に対するボリューム

発売当初から「ボリューム不足」という指摘は多く、「4〜5時間で一通り遊べてしまう」という声があります。スタジオモード(デジタルクラフト)は本体に含まれず、DLC「ドルチェ」(4,840円)を別途購入しないと使えないため、「本体8,800円でこの内容か」という印象を持つユーザーが一定数います。

旧ILLUSIONのコイカツではスタジオが本体に含まれていたことを知っているユーザーほど、この仕様に不満を感じやすいです。

>>ハニカム ドルチェ+DIGITAL CRAFTはこちら

必要PCスペックとおすすめ環境

公式スペック

項目最低スペック推奨スペック
OSWindows 10/11Windows 10/11
CPUCore i3-8100以上Core i7-8700以上
メモリ8GB以上16GB以上
GPUGeForce GTX 1060 / Radeon RX 480以上同左(上位モデル推奨)
ストレージSSD推奨NVMe SSD推奨
備考GPU必須(オンボード不可)GPU必須

快適に遊ぶならこのくらい

公式推奨スペックは「動かせる」水準であり、フルHD・高画質・60fps安定を目指すなら以下が現実的なラインです。

  • CPU:corei7 8700かCore i5-10世代以降、またはRyzen 5 5000番台以降
  • メモリ:16GB(複数キャラを同時描画する場面では32GBがより快適)
  • GPU:RTX 2060以上 / RX 6600以上
  • ストレージ:NVMe SSD(ロード時間の短縮に直結します)

GTX 1060では推奨スペック相当ですが、高画質設定でのプレイに30fps以下になる可能性があるという実際の報告があります。快適さを重視するならRTX 2060以上を準備するのが無難です。

低スペックPCでも遊べるか

最低スペックに近い環境でも、画質設定を下げれば動作はします。ただし、ハニカムの魅力はグラフィックの美しさにあるため、画質を大幅に落とした状態では本来の良さが伝わりにくいです。

ノートPCでの動作は外付けGPUなしの一般モデルでは厳しく、ゲーミングノートでもRTX 3060相当以上が快適プレイの目安です。なおSteam版はキャラクリや一部機能に制限がかかっており、公式版(FANZA・DLsite・ILLGAMES公式)での購入を強く推奨します。

似ている作品との比較

サマバケ!すくらんぶる(ILLGAMES・2024年)

ハニカムの後継作にあたります。キャラクリの衣装・アクセサリーの選択肢が100種以上増え、ゲームシステムも「コミュニティ観察型」に進化しています。ハニカムの衣装データはサマバケに引き継げるため、ハニカム購入者にとってサマバケへの移行はスムーズです。今から新規で始めるなら、ハニカムよりサマバケのほうが選択肢として充実しています。

アイコミ(ILLGAMES・2025年)

ILLGAMESの最新作で、グラフィック・性格の種類・どこでもセーブ&ロードなど、ハニカムを複数の面で上回っています。キャラクリの方向性はハニカムと近く、「主人公目線でヒロインを攻略する」タイプに戻っています。今から3Dキャラクリエロゲを始めるなら、ハニカムよりアイコミが現時点でのベストな選択肢です。

コイカツ!シリーズ(旧ILLUSION)

ハニカムと最もよく比較されるタイトルです。コイカツはMOD・コンテンツ量・自由度でハニカムを大きく上回りますが、現在は販売終了しており新規入手が困難です。グラフィックのクオリティはハニカムが上です。「コイカツがやりたかったけど買えなかった」というユーザーにとって、ハニカムはその雰囲気に最も近い現行タイトルのひとつでした。ただし現在はアイコミがその役割を引き継いでいます。

COM3D2(KISS)

ゲームとしての深さ・DLC量・MOD文化はCOM3D2が圧倒します。グラフィックの新しさ・UIの整いはハニカムが上です。「すぐHを楽しみたい」→ハニカム、「長く育成して遊びたい」→COM3D2という棲み分けが明確です。

どこで買うのがおすすめ?

ILLGAMES公式ストア

メーカー直販のため、発売時の予約・記念特典が付く場合があります。公式ストアでの購入が最も確実で、パッケージ構成(本体のみ・ドルチェセット)も明確に確認できます。

>>ILLGAMES公式ストアはこちら

FANZA(DMM)

DMMポイント還元を活用できます。ハニカムは発売から時間が経っているため、FANZAのセール対象になる機会が増えています。発売直後は18%OFFクーポンが配布されていた実績もあり、タイミングを見て購入するとお得です。本体+ドルチェのコンプリートセットが割引対象になるタイミングも狙えます。

>>FANZAはこちら

DLsite

初回登録クーポン・ポイント制度が充実しており、PayPay払いにも対応しています。大型セール(スプリング・GW・サマー・ウィンター)の時期に購入するのがコスパのよい買い方です。ハニカムとドルチェをまとめて買う場合、DLsiteのポイント還元が積み重なりやすいです。

>>DLsiteはこちら

Steam(Honey Come・非推奨)

Steam版はキャラクリの一部パーツ・胸サイズ・学校関連要素に制限がかかっており、エロコンテンツはPremium Patchを公式サイトから別途ダウンロードする手順が必要です。制限のない公式版(FANZA・DLsite・公式ストア)のほうが確実にお得で快適なため、国内ユーザーにはSteam版はおすすめしません。

よくある質問

初心者でも楽しめる?

楽しめます。チュートリアルが用意されており、フリーHのコマンドも直感的です。キャラクリエイト体験版が公式サイトで配信されているので、購入前に「自分の好みのキャラが作れるか」を確認できます。体験版で作ったデータは製品版に引き継げるため、事前にキャラを作っておくと発売後すぐ遊べます。

MODは使える?

公式にはMOD機能はありませんが、コミュニティによるMOD文化は存在します。ただしCOM3D2のような公式認可ではないため、規模や安定性は限定的です。キャラカードの配布・受け取りはpng形式で可能で、SNSや各種アップローダーで他ユーザーのキャラを入手して使えます。

ノートPCでも動く?

外付けGPUなしの一般的なノートPCでは厳しいです。ゲーミングノートPCであれば動作する可能性はありますが、快適なプレイにはRTX 3060相当以上のGPUが目安です。「GPU必須」と公式も注意書きしているため、オンボードグラフィックしか搭載していないPCでは起動自体が難しいです。

ドルチェは買ったほうがいい?

遊び込む気があるなら買ったほうがよいです。ドルチェ(4,840円)を追加するとデジタルクラフト(スタジオモード)・ツンデレ・大和撫子の性格2種・新衣装・新モーションが解放されます。特にデジタルクラフトはスクリーンショット撮影や自由なシーンメイクに使えるため、キャラクリに力を入れているユーザーには大きな価値があります。今から購入するなら本体+ドルチェのコンプリートセットで買うほうがいいでしょう。

今からハニカムを買う意味はある?

正直に言うと、グラフィックも性格数もゲームとしての完成度も、後継のアイコミ・サマバケのほうが上です。 今から初めて3DキャラクリエロゲをILLGAMESで始めるなら、ハニカムより先にアイコミを検討するのが合理的です。ただし「価格が下がったタイミングで安く入手できる」「サマバケへのキャラデータ移行の起点にしたい」「コンプリートセットでまとめて遊び尽くしたい」という目的があれば、選択肢のひとつにはなります。

まとめ|グラフィック重視・すぐHを楽しみたいなら買って後悔しにくい

ハニカムは「とにかくキャラを作ってすぐHを楽しみたい」というシンプルな欲求に正直に応えるゲームです。ストーリー・育成・経営といった要素はほぼなく、キャラクリとHシーンに全振りした設計は好みがはっきり分かれますが、その方向性に共感できるユーザーには刺さります。

一方で、同じILLGAMESからアイコミ・サマバケが登場した現在、「今さらハニカムから始める理由」は薄れているのが正直なところです。後継作のほうが性格の種類・キャラクリのパーツ数・ゲームとしての完成度で上回っています。

こんな人には今でもおすすめできます:

  • キャラクリエイト体験版を試して気に入った
  • コンプリートセットで安く手に入るタイミングを見つけた
  • サマバケへのキャラデータ移行も視野に入れている
  • 純粋にキャラを作ってHを楽しむシンプルな体験がしたい

今から購入するなら、本体+ドルチェのコンプリートセットをFANZAかDLsiteのセール時期に狙うのが最もコスパのよい入り方です。アイコミとの違いを比べた上で、自分の目的に合うほうを選んでください。

今から購入するなら、性格の多様性がコミュニティの面白さに直結するため、本編+性格追加パックのセット版をまとめて購入するのがおすすめです。

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